毎日6、7キロ歩いていますが、
雨が降っているのであっさり中止です。
意思決定はカンタン。
ハイパーノマドたるもの、サクっと決めてバリバリ動くッ
今日はそんなお話をシェアします。
ご紹介するのは、
現代の哲人、Dr.ディマティーニの「バリューディターミネーション」
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■Dr.ディマティーニによれば、
だれもが、「もっとも大切なモノ・コト」から始まる「価値の序列」を持っています。
1番大切なのは◯◯、
2番目は◯◯、
3番目は・・・
58番目は◯◯。
のようにです。
たとえば、お子さんがいる方は、
「なによりも大切なのは、子どもです」
と思っているかもしれません。
お出かけするにも、
まずは子どものことから考える。
子どもにとって「良い」か「悪い」か。
「安全」か、「危険」か。
「楽しめる」か、「楽しめない」か、などなど。
気がつけば、子どもを中心にいろんなことを決めています。
1番が子ども、2番が配偶者(だといいなw)、3番が・・・
と、それはもう、人それぞれの「価値の序列」です。
■1番大切なものから、どーでもいいモノまで、
気づいていても、いなくても、
あなたも「価値の序列」を持っています。
いまの僕の場合ですと、大切なのは「知性の充実」であり、
どうでもいいことが「服装」。
結果、本にはお金をだし、
洋服はほぼ「買わない」。
必要に迫られて買ったとしても、
「しまむら」か「マックスバリュー」。
服にたいする出費は、出したくない、出さない。だから出ない。
着心地重視で、まぁ何を着てても平気です。
服の値段を見ると、これで何冊本買えるのか、とつい考えてしまう。
「価値の序列」が反映される、わかりやすい生きかたしてます。
このように、
僕たちが生きる現実は、それぞれが持つ「価値の序列」によって決まります。
お金が貯まらない人は、ただ単に、
あなたの「価値の序列」どおりに生きているだけ。
「お金」と「本」をくらべて、
「本」を選んだ。
「お金」と「おいしいごはん」をくらべて、
「おいしいごはん」を選んだ。
それだけです。
お金より、あなたが優先するものに交換しているだけですね。
■もちろん、「価値の序列」は変わります。
得意気に、
「このシャツ、しまむらで300円だったんだー」
なんて嬉しそうに語る僕ですが、
昔は上から下まで「グッチ、プラダ、アルマーニ」。
そう、「服装」の価値がえらく高かったのです。
その時には、雑誌を研究したり、
ファッションチェックをテレビでみたり、
週に何回もお店を訪れたり。
「お、あんなところにセレクトショップがあるぞ」
「あの限定品は明日発売だったな」
「あのシャツとこのパンツを組み合わせるとかっこいいな」
「よし、買おう」
誰から何かを言われなくても、勝手に心が、脳が、体が動きだします。
(勝手に=インスピレーションです)
一方、
価値の低いものに関しては、ねぇ。
掃除とか、洗濯とか、めんどくさいんですよ、僕。
怒られるまで、動かない。気にならない。
やったらやったで、褒めて欲しい。
(賞罰=モチベーションが必要なのです、価値序列の下位には)
■価値の高いものに関しては、
「すぐ気づく」
「カンタンに記憶できる」
「どこまでも広がる想像」
「楽に決断」
「すぐ動ける」
価値の低いものに関しては、
「ぜんぜん気づかない」
「まったく覚えられない」
「なんにも浮かばない」
「決められない」
「ノロノロ、もしくは動きません」
価値の高いものには、誰もが「天才」
価値の低いものには、誰もが「凡才」
そーゆーことです。
頭がいいとか悪いとかじゃあないですね。
自分にとって「価値」が高いか、低いかなんです。
「なかなか覚えられないなあ」
「なんか、やる気でないよね」
と思っているとき、
「価値の序列」を思い出してみるといいです。
たぶん、
「いまやろうとしていること」
と
「自分が大切にしていること」
とのつながりが、いまいち見えていないハズ。
モチベーションが必要ってことは、
自分がもつ「価値の序列」のなかでも、、、
もしかして低いの!?
てことですね。
「価値の序列」下位をやるには、モチベーションが必要です。
価値の低いものには、それこそ努力が必要で、
しかも努力したってぜんぜん伸びない。
だって凡才だもん。
価値の高いものには、それこそ努力が不要で(好きだから・楽しいから)、
しかもやればやるだけどんどん伸びていく。
だって天才だもん。
■「価値観」って大切。
だからDr.ディマティーニは、
バリューディターミネーション(価値観の明確化)から始めます。
まずは、「価値の序列」を明らかにすること。
そのために、いくつか質問があります。
・あなたは時間をどのように使っていますか?
・あなたは空間をなにで満たしていますか?
などなど、それはまた今度、ご紹介しますね。
■すべては、「価値の序列」で決まる
これを知って、僕の人生はだいぶシンプルになりました。
効率、効果もあがりました。
もっとも大切なことは、
もっとも大切なことを、
もっとも大切にすることである。
って誰かが教えてくれたんですが、
誰が教えてくれたか思い出せない。内容は憶えている。
これも価値の序列の結果ですね(笑)。
いずれにしても、
自分自身の「天才」を発揮して生きる。
これです。
「価値の序列」は人それぞれ、指紋のようにみんな違う。
みんなある分野の「天才」で、ある分野の「凡人」です。
それを、
「君は社会はできるけど、数学がぜんぜんじゃないか」
「数学はできるけど、国語もがんばりなさい」
なんて言葉で、みんな平凡になっていく。
苦手な分野をやってもやっても、伸びないし、つまんないし、
勉強それ自体がおもしろくなって、
いつしか自分は頭が悪いなんて勘違いしちゃって、やめちゃう。
「やめたらそこで試合終了ですよ」
これは確かSLAM DUNKの先生、だったはず(笑)
正解は、「大好きなことなら続く! しかも天才!!」
だと思います。
僕に単純作業はさせないで。すぐに飽きますミスします(笑)
でも、それこそ得意、大好き、大天才、って人は間違いなくいるのです。
それぞれの「天才」を発揮して、
みんなで持ちよって生きるのがいい。
そのために、
それぞれ独自の「価値の序列」をもっている。
素直にそう思います。
■とはいっても、必要に迫られて、
「英語を覚えなくちゃいけないんだよ今すぐにッ」
なんて人もいるかもしれません。
僕です(笑)。
そういう時も「価値の序列」から始めます。
自分が持っている「価値の序列」を明らかにして、
ちょこっといじるわけですね。
かんたんに言うと、
「価値の序列」の下位を、上位にランクアップさせるってことです。
■どうやって?
たとえば僕の場合は、
英語なんて、それはもう下位だったわけです。
ベスト10どころか、今週も圏外です、なんて日々が続いていたわけです。
だって英語話せなくても、今の僕の生活ではまったく、
それはもう全然困らないから。
とはいえ、英語が話せたらいいなーくらいの思いはありました。
だって、なんか、かっこいいじゃん。
つまりこの程度(笑)
だからまったく、やらない、できない、でも気にならない。
ところが。
Dr.ディマティーニに出会ってしまった僕。
Dr.ディマティーニをもっと理解するためには、やっぱり英語が必要。
「生ディマティーニを直接知りたい」
と「価値の序列」上位が叫ぶわけですな、僕のなかで。
(僕の上位は「知性の充実」です。2位です)
「そのためには、英語が、・・・英語が必要なんだッ」
結果、下位だった英語の重要性がいっきにランクアップ。
で、「価値の序列」をどうやっていじるか、ですが。
下位と上位を「ひもづける」わけです。
下位の英語をやると、上位の知性の充実に「どう役に立つのか」を、
「なによりも先に」、まず明らかにします。
「なによりも先に」が超重要なんですね。
■Whyが明確になると、Howはおのずとでてくる。
「どう役に立つのか」がたくさん出てくると(たくさん書きだすと)、
「なぜそれをするのか、したいのか」が強く明らかになります。
もうあとはやるだけ。勝手にいろいろやりたくなります。
ほっといても。
それがインスピレーションです。
参考までに、僕がやってるのは、
Dr.ディマティーニの原書、翻訳を用意して、
原書につまづいたら、翻訳本、んでまた原書にあたる、とか、
TSUTAYAでDr.ディマティーニのDVD借りてきて、
毎日毎日繰り返し見る、とか。
→ちなみに通訳者の高柳さん、めちゃめちゃいい声&すごくうまい&おもしろい
Dr.ディマティーニのセミナー中もユーモアたっぷりで、
僕は密かにファンなのです。
外国人の講演は、通訳者次第でぜんぜん集中できない、
という経験がよくあったのですが、
高柳さんは僕にぴったり最高なのです。
これはかなり学びになります。
Dr.ディマティーニ→高柳さん→Dr.ディマティーニ→高柳さん
シャドーイングをするだけで、
超一級の通訳トレーニングもしているという効果が!
と一人興奮できます。
他にも、「Dr.ディマティーニの」オーディオブックをitunesストアでダウンロードできるので、
ただひたすら聴き続ける、などの英語シャワーも楽しめます。
英語シャワーといえば、かつてAFN(米軍放送)などに挑戦したことありますが、三日坊主。
なんでこうなるのか?
僕は洋楽に興味ないし、
話していることも僕の生活にはぜんぜん密着してないしでまったく興味がわかず、すぐ飽きました。
これも「価値の序列」を無視しているので、自然な結果ですね。
英語を学びたかったら、題材選びが本当に大切だということ、いまではよくわかります。
「なに」をするかより、「なぜ」するのか。
順番が大事です。
■自然体で生きるということ
上位と下位をひもづけると、
いろんなことが自然と楽にできるようになります。
気がつけば本を読んでいるのも、
トイレが書斎になるのも、
かたわらでいつもセミナー映像を流しているのも、
オーディオ教材を聞いていないと落ち着かないのも、
ぜんぶ僕のもつ、「価値の序列」の上位からきています。
モチベーションはいらない。
最近、毎日5~8キロ歩いたり走ったりしていますが、
これも目的地が「ブックオフ」や「図書館」など
上位の「知性の充実」に結びついているからやるんです。
今日はどこのブックオフに行こうかな?
今日はどこの図書館に行こうかな?
という「問い」がはじまりです。
でも、
雨に濡れてたら、お店に入れないもんね・・・、
ということで今日は中止!
とあいなります。スパッと決まります。
0.2秒かかりません。
■以上が、僕が理解しているDr.ディマティーニの「価値の序列」のつかい方です。
Do what you love. Love what you do.
大好きなことをやる。やっていることを大好きになる。
Dr.ディマティーニ
「価値の序列」を理解してれば、意思決定はカンタンです。
シンプル、スパッと、後悔なし。
というお話でした。
なにかひとつでも、お役に立てたら素直に嬉しいです。
日本で一番最初に発売されたこの本。かなり充実した内容です。
正直僕はこの本に一番影響うけました。

読んでくれたあなたに、
愛と感謝をこめて。
さあ、人生をおもいっきり楽しもう!
Free my mind!
J
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